事業計画書は大きく3つの構成は
・経営者に関すること
であるとお話ししました。
それでは実際どういったことを書けばいいのか?を細かく見ていきたいと思います。
経営者に関すること
創業の動機
なぜ事業を始めようと思ったのか?という理由です。
この創業動機は非常に重要です。あなたはあなたなりの創業の理由があるはずです。
面談の担当者はそれを聞きたいんです。事業にかける想いを聞くことで
事業内容を理解できるのはもちろん、経営者の姿勢、計画性、本気度等を知ることができます。
そしてその創業動機に共感してもらうことで、ぜひ協力したい!と思ってもらえるでしょう。
経営者の事業経験、経歴
あなたがこれまで働いてきた事業内容やその経歴について書きます。
これまでに経験した事業と同じ事業で創業する、または過去に経験した事業の関連性が高い事業で
創業する場合であれば、やはり全くの初めて、という方よりは成功する確率は高くなるでしょう。
しかし、全くの初めての業界で創業する、という方も多いと思います。
そういった場合は事業経験ではアピールできないのか、というとそうではありません。
例えば営業マンが、全く別の商品を売る小売業を創業した場合でも、
売るためのノウハウ、コミュニケーション能力や人脈、取引先など、他の事業でも活かせる部分は
たくさんあります。
過去の事業経験、経歴は変えることはできません。
しかし経験を経て得た自分なりの強み、人と違うところを抜き出し
これから始める事業に関連付けることによって、事業経験や経歴は全く違った見え方をします。