自分の事業に関する説明書
事業計画書とは?
事業計画書とは、これから自分が創業しようとする事業に関する説明書と考えてください。
これから創業、であれば計画書は未来の予測について書くことになります。この未来の予測について
説得力を与え、しっかり返済してくれそうだな、と思ってもらえれば融資をしてくれるでしょう。
未来の予測に過ぎない数字に説得力を与え、融資を引き出せるかは、事業計画書にかかっています。
事業計画書の大きな柱は3つ
事業計画書を大きく3つに分類すると、3つの構成になります。
1つめは 経営者に関すること
2つめは 事業に関すること
3つめは 売上(お金)に関すること
1つめの「経営者に関すること」とは
なぜこの事業を始めようと考えたのか、どういう想いでこの仕事をしているのか、経営者・会社としての目標や夢に関することです。創業融資では実績がない分、ビジネスモデルも大事ですが、経営者の考え、人柄、想い、やる気が重視されます。
2つめの「事業に関すること」とは
まさにビジネスモデルそのものです。モノやサービスを、誰に、いくらで、どのように、売るのか?
ということです。
3つめの「売上(お金)に関すること」とは
2つめのビジネスモデルをもとに、どれくらいの売上をあげることができるのか?ということです。
将来の売上数字は、単なる予測に過ぎませんが、これをいかに客観的に、説得力のある証拠を
示せるか?が重要になります。
この売り上げ数字は、事業計画書とは別に、収支計画書、資金繰り表としてまとめる場合もあります。
このヒト(経営者)、モノ(サービス)、カネ(売り上げ)を事業計画書にしっかり書くことで、
融資の可能性がグッと上昇します。