自分の事業プランを具体的にするため
事業を始めようと思った時、まずどんな事業をしようか、どんな商品を売ろうか、など
アイディアを膨らませます。
そして実際にその事業アイディアで実行に移す段階になって、
商品をどう作るのか、仕入はどこからするのか、どんな手段で売るのか、儲けはでるのか、など
具体的に考えないといけないことがたくさん出てきます。
こういった場合、自分のアイディアやひらめきを紙に書く必要が出てきます。
これが事業計画書です。
協力者を作るため
事業計画書に書く、商品をどう作るのか、仕入はどこからするのか、どんな手段で売るのか、
儲けはでるのか、などを全て頭の中で考えることも不可能ではありません。
しかしその事業の内容を人に伝えることはできますか?
できたとしても、その人はその内容をすべて理解することはできますか?
事業をするには、必ず協力者が必要です。その人に説明、理解を得るのに事業計画書が必要に
なってきます。単に言葉で説明しただけでは、相手を説得させることはできません。
金融機関を説得するため
金融機関からお金を借りる「融資」であればなおさらです。
金融機関は事業計画書を見て、本当に事業として成り立ちそうか?顧客が満足するのか?
売上は上がるのか?返済は大丈夫か?などいろんな視点から融資可能かを検討します。
そして金融機関は書類が大好きです。細かく、用意周到な計画性のある人を好みます。
審査の過程で面談を行いますが、融資の可否は最終的に書類を見て判断します。
実際の現場でも、融資判断の決済を下すのは、担当者より上の上司です。
上司は申請者と会っていないので、書類で判断するしかないのです。