融資限度額は3,000万円
無担保・無保証人の新創業融資制度では、融資限度額が3,000万円となっています。
資金使途 でお話ししましたが、このうち1,500万円はまでは運転資金として認められます。
融資限度額が3,000万円なので、1,000万円を超える融資が数多く出ているのか、と言うとそうではありません。
日本政策金融公庫(国民生活事業)の融資先は、中小企業や創業者が多く、自己資金要件 の関係上、200万円~500万円の融資先が多くなっています。(26年3月までは自己資金要件は1/3、融資1件当たりの平均融資額約300万円)
26年4月より自己資金要件が創業資金全体の1/10と、大幅に緩和されたため、今後は一件当たりの融資額は多くなると考えまれます。
返済期間
どれくらいの期間をかけて返していくのか、ということです。
設備資金と運転資金では、認められる期間が違って、
設備資金は15年以内
運転資金は5年以内(特に必要な場合は7年以内)
となっています。
これも期間内であれば、どんなに長くても(短くても)いいと言うわけではありません。
事業計画書内の売上計画から毎月の利益を見て、月々返済できそうな額を決めて
融資額を毎月の返済額で割って、返済期間(○ヶ月)を算出します。