金利のみを返済する期間
据置期間とは?
据置(すえおき)期間とは、返済初月から○ヶ月は金利の返済のみで大丈夫ですよ、
いう期間のことを言います。
創業融資の場合、創業してすぐは売上がなかなか上がらない、ということがほとんどですので
売上が上がって安定するまでは、金利の返済のみ、安定した後は元金・金利と合わせて返済する、
ことができます。創業者にとってはとてもありがたい制度なので使わない手はないです。
注意していただきたいのが、据置期間はこちらから希望しないと利用することはできません。
あえて金融機関は「据置期間は希望しますか?」なんて聞いてはくれません。
ですので、ちゃんと申込書や事業計画書に据置期間をどのくらいの期間希望するのか、
それをもとに創業後の毎月の収支計画を作らなければなりません。
たとえば新創業融資制度では
設備資金では、据置期間2年以内
運転資金では、据置期間1年以内
となっています。
この据置期間も最終的には金融機関の判断で、希望した期間より短くなる可能性があります。