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事業計画書には何を書けばいい?その②

事業計画書の大きな3つの構成である

・経営者に関すること

・事業に関すること

・売上(お金)に関すること

の中で、前回は経営者に関することを話しました。
今回は「事業に関すること」についてどういったことを書いていけばいいのか?を詳しく見ていきます。

事業に関すること

売りたい商品やサービスについて

あなたが、どんな商品やサービスを扱う事業をするのか?ということです。
たとえば漠然と、「ケーキ屋をオープンしたい」ではなく、具体的に説明することが重要です。

フランス菓子専門店にする、とか
原材料は何を使っていて、どこにこだわりがある、とか
イートインスペースがあるのか、テイクアウトのみなのか、
具体的な商品ラインナップ等を説明することで、見た人にイメージを持ってもらうことができ、
興味を持ってくれるはずです。

そこから独自の売りや強みも生まれてきます。

ターゲットについて

あなたの商品やサービスを、どんな人に売りたいのか?ということです。
このターゲットの選別の方法には
性別、年齢、地域、時間、職業…などいろんな方法があります。
たとえば、「20~30代の独身男性、A市で働いている仕事帰りの、会社員」のように具体的に
分類することでサービスや商品を販売する戦略が見えてきます。

どこで売るのか?について

あなたの商品やサービスを、どこで(どういった手段で)売るのか?ということです。
店舗をかまえるのか?移動販売をするのか?
ホームページやショッピングサイトなどインターネットで売るのか?などです。
ひと口にどれが正解というものはありません。

何を売るのか?(サービス)、誰に売るのか?(ターゲット)、いくらで売るのか?(値段)などによって
どの販売手段が向いている、向いていない、かが決まります。

いくらで売るのかについて

あなたの商品やサービスを、いくらで売るのか?ということです。
安すぎれば売上が上がりませんし、高すぎると売れません。

仕入値に利益を上乗せして決める方法、
全体でいくら利益を上げたいのか、から逆算する方法
競合の値段と比較して決める方法
など、いろいろあります。

一般的にいいものを安く、が良いとされていますが、商品の持つイメージも値段設定に
大きく影響を受けます。

仕入先について

あなたの商品やサービスの、原料や材料、商品などを購入する先についてです。
これにもちろん、いくらで仕入れるのか?が重要ですが、
その支払方法や時期によって、創業後の資金繰りが大きく影響を受けます。
またある程度、仕入先を数社持つことで、リスク分散させることも重要です。

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行政書士岩富法務事務所
代表者 行政書士 岩富 淳
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